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才能の使い方

ある中学校の校長先生の話を聞いた。カトリック系の学校のため聖書にあるマタイの福音書を引用した新入生たちに対する内容だった。その聖書の話は、

「ある人が旅に出るとき、自分の財産を僕に預ける。それぞれの能力に応じて、ある者には5タラント、ある者には2タラント、ある者には1タラントを与えて、主人は旅に出た。5タラントを渡された者は、それで商売をして5タラントをもうけた。 2タラントの者も同様にして、2タラントをもうけた。 しかし、1タラントを渡された者は、地を掘り、主人の金を隠しておいた。 これらの僕の主人が帰ってきて、彼らと計算をしはじめた。5タラントを渡された者は、『ご主人様、あなたはわたしに5タラントをお預けになりましたが、5タラントをもうけました。』主人は彼に言った、『良い僕よ、よくやった。あなたには、多くのものを管理させよう。』2タラントの者も同様に2タラントもうけたことを告げ、主人からより多くのものを管理させると伝えられた。1タラントを渡された者は、『あなたのタラントを地の中に隠しておきました。ここにあなたのお金がございます』と告げると、主人は彼に『怠惰な僕よ、それなら、わたしの金を銀行に預けておくべきであった。そうしたら、利子と一緒にわたしの金を返してもらえたであろうに。さあ、そのタラントをこの者から取りあげて、10タラントを持っている者にやりなさい。』 持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。」

という内容であるが、校長先生は、「このタラントというお金の単位は英語のタレント(才能)の語源です。この教えは、人は皆多かれ少なかれ必ず何かの才能を持って生まれている。その才能を使い、伸ばすことが大切。才能を活かさずにいると才能自体が消えてしまう。」という話をされました。この聖書の話を資本経済的に捉えると格差の拡大をイメージするが、「才能」と置き換えることで納得のいく内容であった。我々企業組織にもさまざまなタレント人財がいる。皆がその才能を使い、活かすように努力しなければならない。そのための企業の有り方も考えさせられる話であった。

世界で一番発行部数の多い書籍だけに「新約聖書」を読み解くのも面白いかもしれない。
 

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